宮城県大崎市古川 三塚歯科クリニック・一般歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科・審美歯科


三塚歯科クリニック

咬合治療

1.顎関節症

顎関節症とは

顎関節症の最も多い訴えは「口を開けようとすると痛い」ことです。耳の前にある顎関節が痛むこともあれば頬やこめかみの筋肉が痛むこともあります。この痛みのために、口が開きにくくなりますが、関節の中で障害物ができると、あごを動かすときにカクンカクンと音がしたりひっかかって開かなくなったりします。ただし、最低でも指1本分くらいは開き、全く口が開かなくなることはありません。こういった症状以外に、頭痛、首や肩のコリと痛み、腰痛、耳の痛みや耳なりなどがおこることがあります。しかし、これらの症状が顎関節症に由来しているのか、原因となる他の病気がないかについての鑑別が必要です。

顎関節症を引き起こす原因

顎関節症は次のような要因が複雑に影響しあって発症するといわれています。

  • 関節円板のズレ・損傷などの顎関節部の異常
  • 歯の咬合の異常
  • 咀嚼筋の緊張、けいれんなどの異常
  • 咀嚼筋を制御する神経構造の異常
  • 歯ぎしり、食いしばり、頬杖、うつぶせ寝などの習癖による顎関節の持続的な過重負担
  • 精神的ストレス、心理的要因による咀嚼筋の過度の緊張亢進
  • その他、全身的な不調・異常による筋の緊張、けいれんなど

メカニズム

あごの関節、つまり顎関節は外耳道と呼ばれる耳の穴の前にあります。ここに指を当てて口を開け閉めすると動くものが下顎頭と呼ばれる顎関節の軸です。軸受けである下顎窩と下顎頭の間には関節円板という一種のクッションがあって、下顎頭の動きに合わせて移動します。口を開けると下顎頭は軸受の中で回転しますが、3cm程度以上に大きく開けると下顎頭は前方に出てくるのです。この時、関節円板が上下の骨の間にはさまりながら動いてクッションの役割を果たしているのです。ですから、関節円板の動きが悪くなると、口が開きにくくなったり、音がしたりします。

関節円板が前にずれると

 関節円板が前にずれて戻らない時でも、口を閉じていれば何も症状はありません。しかし、口を開けていき下顎頭が前方に移動し始めると、引っかかった感じになりちょっと痛くなることもあります。このひっかかりを下顎頭が乗り越えて下顎頭の上に関節円板が戻る、つまり復位すると「カクン」と音がして口が開くようになるのです。ところが、円板が戻らない時は下顎頭は前方へ動けないので3cm程度しか口が開かず、強い痛みが起こることになります。

顎関節症の治療

スプリント療法
スプリント
 スプリント

個人の歯型に合わせてスプリントと呼ばれるマウスピースを製作します。そのスプリントを何回か足したり削ったりして調整を行い、本来患者様の持っている咬み合わせを再現し、筋肉の緊張感を除去し、理想的な下顎の位置を見つけだすことで、顎関節症状の改善を行ないます。一方、顎関節症でも痛みのない場合などは、何もしなくても症状が軽くなることも多く、必ずしも治療が必要とは限りません。


2.歯ぎしり

歯ぎしりについて

歯ぎしりはご存知のように睡眠中に顎を左右に動かしながら、「ギリギリ」「ボリボリ」と騒音(軋音)を発生させる特徴があります。音が出るような歯ぎしり(音が出ないものもあります)は歯の破壊、磨耗が進み接触面積が増えたときに現れます。人は誰でも歯ぎしりをすることがありますが、毎晩の歯ぎしりは単に他人の睡眠の妨げになるばかりでなく、確実に歯や顎の関節を破壊します。磨耗して歯が割れる、折れる、知覚過敏、歯周病が悪化し歯が抜けるなどの原困となるため注意しましょう。

歯ぎしりで削れた歯

歯の先端と根元が崩壊している様子。
歯ブラシで削れたのではありません。

歯ぎしりの治療

一般的な対症療法

マウスピース
マウスピース

マウスピースやプレートなど防止装置を使用し歯の磨耗、夜間の騒音を防ぎます。個人の歯型に合わせて製作する必要がありますが、割と安価で時間がかからず、歯をいじる必要がないというメリットがあります。


噛みあわせ治療

有効で基本的な治療です。磨り減った歯や不正なかみ合わせを元に戻すことで効果を得ることがあります。乱れていた噛みあわせを正しくさせながら時間をかけて治療すると概ね抑えることもできます。

 
 

 


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